真夏の現場作業。
屋外で働く土木・建設業の方は、
誰よりも汗をかき、体力を消耗しています。
目次
現場で起こりやすい「隠れ脱水」の特徴
- 直射日光+反射熱で体感温度が40℃超
- 仕事の流れを止めたくなくて、水を我慢しがち
- 経口補水ではなくコーヒーやジュースを選びやすい
- 汗で塩分も失われ、ただの水では足りなくなる
建設業向け:現場でできる水分補給習慣
- 始業前に“水+塩”を意識的に摂る
→ ポカリ、経口補水ゼリー、梅干し入りの水など - 10時と15時に「飲む時間」をルール化
→ 作業の区切りでチーム全体で飲むタイミングを作る - 水筒ではなく“ベルト装着型”の小型ボトルも有効
→ 工具と一緒に携帯でき、いつでも飲める工夫が大切 - 作業車や詰所に“冷感タオル+替えシャツ”を常備
→ 身体を冷やす習慣をルーチン化 - 1日が終わった後も“水だけ”はNG
→ 帰宅後のアルコールは脱水を悪化させることも
命をつなぐ「水分補給の段取り」
段取り八分とはよく言いますが、
水分補給も“段取り”のひとつです。
慣れている人ほど、自分の体調変化に気づくのが遅くなりがち。
だからこそ、作業の流れの中に“飲む”タイミングを埋め込んでいくことが
結果的に事故や体調不良の防止につながります。
参考リンク:
厚生労働省|職場における熱中症対策の強化について(令和7年施行)
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